2025.09.24
商品・教材の使い方
“量”の感覚を育てるトレーニング!サビタイジングカード

(対象:4〜6歳)
このカードは、「数字」と「量」をゲーム感覚で養うカードです。
人は4〜5つの量は数えなくても直感で量を捉える力を持っています。
これを、サビタイジングと言います。
数字を理解し始めた子どもにとって、《量感》はとても重要です。
量の多少を頭の中でイメージする体験は、将来大きな数字を扱う時の土台になるのです。
この記事では、このカードを使ったトレーニングの重要性と、使い方について説明します!
どうして量感トレーニングがいいの?
数字は線で描いた図形ですね。この数字図形と連動して《量》のイメージが脳内に湧いてこないと、1も10も100も全て1と0という図形で構成された、ただの図形という認識になってしまいます。
10を見ると1が10個集まっているイメージ、100を見ると1が100個集まっているイメージを、《量感》と言います。このイメージが、量の多い/少ない、数字の大きい/小さい、を理解することに繋がるのです。
このような、数を“かぞえずに見る”感覚=サビタイジング を育てる量感トレーニングができるのが、このサビタイジングカード。
これから小学校で算数を学ぶ子どもたちの、準備体操にぴったりの教材です♪
ゲーム感覚で楽しく遊びながら、お子さんの「数字」と「量」の感覚が身につきます。
サビタイジングカードの使い方
基本の使い方
① 大人の方がカードを手に持ちます
持ちにくい場合やぐらぐらしてしまう場合は、紙芝居のように机を使って固定します
② 1枚ずつカードを見せます
③ 子どもたちは、カードに黒い丸が何個あるかパッと見て答えます
ーPointー
・はじめはゆっくりでも大丈夫!少しずつ早くなっていく感覚を楽しみましょう!
・カードの裏には数字が書いてあるので、大人の方は一目で確認できます。
・1〜10のカードが合計25枚あります。子どもたちに合わせて使うカードを選べば、幅広い年齢での使用が可能です。
・カードの順番をシャッフルしたり、上下・縦横を変えるだけでも見え方が変わり、パターンが広がります。
使い方 2 見たものを記憶して思い出すトレーニング
① 大人の方がカードを1枚、パッと1秒ほど見せて隠します
「黒い丸は何個あったかな?」
② 子どもたちは一瞬見たカードの記憶を頼りに、黒い丸の数を答えます
使い方 3 見たものを記憶して、量を判別するトレーニング
① 大人の方がカードを1枚子どもたちに見せ、黒い丸が何個あるか覚えてもらいます
② 次に大人が2枚のカード(うち1枚は最初に見せたカードと同じ数字)をパッと1秒ほど見せて隠します
「どっちが最初のカードと同じ量かな?」
③ 子どもたちは最初に見たカードと同じ黒丸の量のカードがあった方向を答えます
1セットのカードで様々な使い方ができるサビタイジングカード。
ゲーム感覚で楽しく遊びながら、「数字」と「量」の感覚を身につけていきましょう!




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